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STS Network Japan 研究会

「ベアード『物のかたちをした知識』を読む」(第2回)

日時:2008年4月4日(金)17:30-
会場:東工大百年記念館 第5会議室(東急大井町線・目黒線「大岡山駅」下車徒歩3分)
以下の地図7番の建物です。
地図はこちらからご覧下さい。
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/pdf/o-okayamaO-j.pdf

STS Network Japan の活動を多様化する試みとして、小規模の研究会を開催いたします。数回にわたって、ベアード著『物のかたちをした知識』読み合わせて議論する勉強会をおこないます。

本研究会は、事前申し込みは不要です。
ご興味ご関心のある方はふるってご参加ください。

テキスト:D. ベアード『物のかたちをした知識 ―実験機器の哲学』(松浦俊輔訳)青土社,2005年。
(原著:Davis Baird, Thing Knowledge: A Philosophy of Scientific Instruments, University of California Press, 2004.)

※5章から10章までを要約発表してもらい、全体について議論する予定です。
また、今後の研究会で読む文献についても話し合う予定です。

人工物の認識論はこれまでにもハッキング、ギャリソンらによって論じられてきました。今回取り上げるベアードは、実験機器そのものを知識として捉え、これまでの理論的知識とは異なる「物知識(thing knowledge)」という概念を提出しています。人とモノの関係が変わりつつある現在、「物知識」という新たな概念の射程や妥当性・有効性などを著書に即して学びつつ論じることは、非常に有意義なことであると考えます。




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