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STS Network Japan 夏の学校2008

「科学技術とイノベーション」

※プログラムを掲載しました。

開催日: 2008年8月1日(金)13時〜2007年8月3日(日)12時
会場:パイラ松島ユースホステル
宿泊先 :パイラ松島ユースホステル(JR仙台駅から電車でおよそ40〜60分)
〒981-0411 宮城県東松島市野蒜字南赤崎89-48 TEL:0225-88-2220

参加費: 一泊(学生6500円、一般7500円)、二泊(学生13000円、一般15000円)

案内のダウンロード [pdf: 2 pages/ 183KB]


「イノベーション」という言葉が研究を進める上での重要なキーワードとなり、産学官連携や異分野融合・共同による研究が推進・奨励されるようになっています。イノベーションという言葉は、国の競争力に直結する研究成果の実現、実業を結びつけられる技術の開発はもちろんのこと、科学技術の発展に伴う研究体制の改変、更には社会や価値観の変化といった社会的側面までその射程に含んでいます。それ故、科学技術のイノベーションを考える際には、科学技術そのものの発展のみならず、社会への影響とその変化も含めた幅広い議論が必要であるといえます。今回のSTS夏の学校では、この科学技術のイノベーションについての議論を深めることをテーマとしています。

2006年の第三期科学技術基本計画では、科学技術におけるイノベーションの創出が重要事項として指摘され、また2007年には「イノベーション25」という2025年までを視野に入れた長期の研究戦略のとりまとめが策定されるなど、イノベーションが国策として推進されようとしています。これは、現在の日本の科学技術政策において、科学をめぐる社会システム全体の変化が政策的な視野に含まれていることを意味しています。この状況を鑑みると、科学技術のイノベーションに伴う社会的な変化や価値観への影響、科学者コミュニティの変容、更にはメディアや政治的言説との関係性などに関しての幅広い議論が益々重要になってくるのではないかと考えられます。

また昨今では、科学技術のもたらすイノベーションに関して、どのように考え、進め、調整していくのかという点についての議論も登場しています。例えば欧州では、STSの研究者を中心としたワーキンググループによる報告書"Taking European Knowledge Society Seriously"が2007年に発表され、科学技術とイノベーション、それらに対する社会的な制度のあり方などが議論されています。このような科学技術とイノベーション、その社会的制度といった視点は、日本でも社会・政治・法律・経済・研究環境といった様々な観点から議論する必要がやはりあるものと考えられます。

そこで、今回のSTS夏の学校では、科学技術のもたらすイノベーションについて、科学技術のイノベーションがもたらす社会的な影響に関する議論はもとより、科学者のいる現場への影響、メディアとの関係性、イノベーションの制度的な側面などについての議論を深めていきたいと思います。

科学コミュニケーター、現場の科学者、STS研究者や、メディア関係者、科学技術をめぐる社会的制度や公共政策の在り方に興味のある方など、科学技術のもたらすイノベーションについて様々な観点から議論してみたいという考えをお持ちの方々の参加を心よりお待ちしております。

また、合宿の前か後ろどちらかで松島にてオプショナルツアーを考えております。そちらも是非ご参加ください。

◆申込スケジュールなどは、下記の通りとなっております。皆様ふるってご参加ください。



夏の学校2008 プログラム

第1日 8月1日 第2日 8月2日 第3日 8月3日 (プログラムについて、若干の変更がある場合もございます。)

  1. 参加最終締め切り 7月20日(日)(発表のない方はこの日までであれば参加可能です。)
  2. 問い合わせ先 STSNJ夏の学校実行委員 (E-mail:office@stsnj.org)
申し込み先 (原則として以下の書式をご利用の上、EメールないしFAXでお願いします)
STS NETWORK JAPAN 事務局
FAX: 03-5463-0696
メールアドレス:office@stsnj.org



―STS NetworkJapan 夏の学校参加申し込み書式―

STS NetworkJapan 夏の学校2008に(参加します / プログラムを送ってください)*
宿泊日(8月1日 2日)※宿泊を希望する日すべてに丸を付けてください
氏名(フリガナ)
性別(男・女)*
連絡先(所属先・自宅・E-mail)*
E-mailアドレス
所属先: 〒
Tel: Fax:
自宅住所: 〒
Tel: Fax:
発表(する・しない)*
発表される方のみ 講演題目

* いずれかに○印をしてください。
複数必要な方はコピーをしてお使いください。E-mailでの申し込みも同様の書式でお願いします




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